田名小学校(小泉勇校長)5年生の児童が15日、恒例行事となっている田植えの体験を行った。
望地弁天キャンプ場そばに田んぼを所有している同校では、望地河原開田事業組合(坪井茂治組合長理事)の協力のもと、5年生が1年を通して米作りの学習を行っている。
学校でもバケツで稲を育てているが、児童が水が引かれた田んぼに足を踏み入れるのは初めて。「感触が気持ちいい」、「泥の中に生き物がたくさんいて驚いた」などの感想が聞かれた。実際に苗を植えた後には「苗を扱うのが難しい」、「大変だった。昔の人はどのようにしてたのか気になる」と話し、米づくりの歴史に興味を持つ児童も多かった。
10月中旬以降に稲を刈り取る予定。収穫後の米をどのように活用するかは未定で、今後、児童で構成される実行委員会で決められる。