公益社団法人相模原青年会議所(青年会議所は以下JC)と津久井JC、相模原市は10月22日(金)、3者協働で「さがみはらSDGsアワード2021」を実施する。主催はさがみはらSDGsアワード実行委員会(飯塚侑実行委員長)。この開催にあたり同実行委は、9月10日(金)まで市内の企業・団体などによるSDGsを推進する取り組みを募集している。
市内に拠点を置き、SDGs(持続可能な開発目標)の理念に沿う活動を行っている企業や学校、NPO、自治会、サークルなどを対象に、優れた取り組みを表彰し、それを後押しするとともにSDGsの普及啓発などを図る。応募は、市特設サイト「SDGs one by one」から応募用紙を取得し、同実行委へ関連資料を添えてメールで提出する。
「SDGsとの関連性」「協働」「調和」「インパクト」「将来性」の5つの視点を踏まえ、9月中頃に書面で1次審査を行った後、有識者10人からなる審査委員会で表彰団体を決める。
受賞者は10月22日の午後7時(予定)から、もみじホール城山で行われる表彰式で発表される。当日は一般参加も受け付ける予定。市の担当者は「SDGsのゴールを踏まえて、2030年のあるべき相模原市像がイメージされているかがポイントとなる」と話す。
市は2018年度に相模原JCと、19年度に津久井JCとSDGs協働推進宣言を行った。SDGsアワードは19年に相模原JC主催で開催された経緯があるが、3者協働で行うのは初めて。両JCが協働で事業を実施するのも今回が初。
相模原JCのメンバーで、同アワードを担当する八木さやかさんは、「相模原市は国からSDGs未来都市に選ばれているものの、市民の認知度はまだまだ低い。今回、津久井JCとの協働で、津久井方面にも啓発ができる。今後SDGsに取り組みたいという企業や団体などにも、参考やきっかけにしていただけたら」と話している。
詳細は同実行委(市SDGs推進室内)【電話】042・769・9224。