相模原市と商店街などの地元有志による団体「JAXA宇宙科学研究所と夢を創る会」は7月29日、相模原市民会館で定期総会を開催し、JAXAとのさらなる連携強化へ向け、交流事業などを模索していく考えを確認した。
同組織は昨年、歴史的な地球帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ2」カプセルの応援事業をはじめとした宇宙科学研究所(以下宇宙研)とのさらなる連携強化をめざし、宇宙研と市民、そして行政も交える形で交流を図りながら宇宙を通じて夢を育もうと誕生した団体。2回目となった定期総会では、はやぶさ2の帰還祈願祭や帰還時のパブリックビューイングなど昨年実施した会主導の事業が報告された。その上で、コロナの終息後を見据えて宇宙研との地域交流や研究活動を広く発信する普及啓発事業などを展開させることで、JAXAの取り組みをこれまで以上に応援していく方針を改めて会全体で認識を新たにした。
会では茅明夫会長が「コロナの収束を願いつつ、さらにJAXAとの協力関係を築きたい」と話すと、顧問である本村賢太郎市長もはやぶさ2を地域一丸で盛り上げた点を挙げ、「住民自治が盛り上がるとワクワクした町づくりにつながる。さらに発展させられれば」と期待を込めた。國中均宇宙研所長もビデオメッセージを寄せ、「淵野辺の皆さんを中心とした会の方々とさらに連携を深めたい」と話し、今後の展望を示した。
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