長い期間にわたり地域の美化活動に従事してきた人もしくは団体が、その功績を環境大臣から表彰される「令和3年度地域環境美化功績者表彰」の表彰式が7月29日、市役所で行われた。
今年度、相模原市内からは1個人と1団体が表彰された。今回、個人で表彰された貝瀬信さん(92)=淵野辺本町在住=は、長年にわたり地域の広場や境川河川敷の遊歩道の清掃を続け、その活動が周りにも広がったことにより地域全体の美化活動の向上に大きく貢献した。
団体で表彰を受けた中渕自治会の老人クラブ「みたけ福寿会」(清田吉洋会長)は、1964年の結成から、3年前まで続けていた皇武神社境内の清掃、80年から行っている嶽之内れんげ公園や嶽之内第2公園の清掃、除草、植栽、剪定などが、地域住民の模範となり、美化意識の向上に寄与した。
例年は東京都内で環境大臣による表彰が行われているが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため今年度は市内で行われた。
活動を次世代へ
当日は貝瀬さんと清田会長が市役所を訪れ、本村賢太郎市長からそれぞれ表彰状と記念品を受け取った。本村市長は「いつも街をきれいにしていただいてありがとうございます」と感謝の気持ちを述べ、「これから先も活動を長く続けて、そして次の世代へつなげていってほしい」と笑顔で話した。
今年度の表彰件数は、全国で50件(10人・40団体)。そのうち県内からは8件(県2団体、川崎市2人、横浜市1人・1団体、相模原市1人・1団体)が選ばれている。
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