神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

防災マップ避難所情報 開設・混雑状況を表示 市、事前確認を呼び掛け

社会

公開:2021年8月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
避難所の開設・混雑情報などが地図上で示されるようになった防災マップ
避難所の開設・混雑情報などが地図上で示されるようになった防災マップ

 市のホームページで公開されている「さがみはら防災マップ」について、1日より新たに避難所などの開設・混雑状況が確認できるようになった。市民の避難意識を高めるのがねらいで、市はマップを通じて住居から最も近い避難所を確認するなど災害時への備えの徹底を呼び掛けている。

 防災マップは災害時に開設される避難所などや危険箇所を一元的にまとめた情報サイトで、昨年市が開設している。

 防災マップ上での避難所の開設および混雑状況の表示をめぐっては、2019年の台風19号による大雨で避難した一部の住民から情報周知を求める声が上がったことや、昨年から続くコロナの感染拡大の観点から避難所の過密を避ける必要があったのを受け、準備が進められていた。

 避難所の開設・混雑状況はこれまで文字情報のみだったが、機能向上により地図上でひと目で分かるようになる。具体的には、開設された避難所が地図上に示され、それぞれクリックすると施設の詳細情報を表示。同時に混雑状況は3段階で色別し、緑色は「余裕あり」、黄色は「やや混雑」、赤色は「満員」と示される。

 このほか、避難者数の合計人数、開設が済んだ避難施設の数や一覧も掲載。住所検索で区ごとの絞り込みなどもできる。

 開示は避難所が設営される時期となる警戒レベル3(移動が困難な高齢者などが避難の対象)が発令された段階で実施。避難所の詳細な情報は設営する市職員から消防指令センターに入った報告事項が基となる。

 近年、風水害は後を絶たず、岡山や広島が大きな被害を受けた18年の西日本豪雨をはじめ、台風19号による市内緑区を中心とした被害、最近では7月に熱海で大雨による土石流災害などが相次いで発生。市も台風シーズンを前に警戒を強める。今回のマップの機能向上により、住民が災害時に避難行動に移す際の参考にしてもらい、混雑する前に早めの行動につなげていくとともに、住居近くの避難所や警戒区域の有無を事前に確認するよう求めていきたい考えだ。市緊急対策課の担当者は「コロナで避難をためらうことがないように防災マップを活用してほしい」とも話す。

 防災マップのURLアドレスは避難情報が発令された際に配信される防災メールにも記される。

さがみはら中央区版のトップニュース最新6

障害者へ「合理的配慮」

障害者へ「合理的配慮」

民間義務化も周知に課題

4月25日

4日、5日に大凧まつり

4日、5日に大凧まつり

本番向け、準備着々

4月25日

過去最多53万人来場

市民桜まつり

過去最多53万人来場

市制70周年 華やかに彩る

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月11日

障害者支援の窓口開設

障害者支援の窓口開設

区内初「キーステーション」

4月11日

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook