地元サッカークラブ・ノジマステラ神奈川相模原が参入する、日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」が9月12日(日)に開幕する。なでしこリーグ1部からWEリーグに加わったノジマステラの開幕初戦は12日、アウェーでマイナビ仙台レディースと対戦する(午後4時キックオフ)。ホーム開幕戦は9月26日(日)、相模原ギオンスタジアムでAC長野パルセイロ・レディースと対戦。ノジマステラは多くのサポーターに歴史的一戦を観てもらいたいと、さまざまなイベントを企画している。午後3時キックオフ。
WEリーグには、昨年まで、なでしこリーグ1部で戦っていた7チームに、2部から2チーム、女子チームの無かったJリーグのサンフレッチェ広島と大宮アルディージャが加わり、11チームで争われる。
ノジマステラは昨シーズンに引き続き北野誠監督が指揮を執る。キャプテンには今季から新たにMF松原有沙選手が就任した。松原主将は「優勝し初代女王をめざす」と意気込む。副キャプテンはDF大賀理紗子選手とFW平田ひかり選手が務める。背番号10は今季新たに加入したMF脇阪麗奈選手が背負う。
開幕直前の3日には、外国人選手の加入内定が発表された。FWケーニヒ・シンディ(28/ドイツ)とFWサンディ・ロペス(26/ナイジェリア)の2選手で、メディカルチェックを経て正式契約を結ぶ。FW選手の補強により、春に行われたプレシーズンマッチ4試合で1得点に終わった得点力不足を補う。
開幕戦は「宇宙の日」
リーグが開幕する9月12日は「宇宙の日」ということもあり、ノジマステラと戦う仙台レディースは、ともにJAXA(宇宙航空研究開発機構)との縁が深いことから両クラブの対戦を「銀河連邦クラシコ」と銘打ち、JAXA協力のもと、宇宙を体感できるイベント「宇宙こどもゾーン」を開催、水ロケットの製作などを行いクラシコを盛り上げる。
「銀河連邦」はJAXAの研究施設がある自治体(5市2町)が交流して生まれたもの。相模原市や宮城県には角田市にJAXAがあることから、両クラブの戦いをクラシコと名づけた。
ホーム初戦は熱狂プロジェクト
第2節は20日(月)にアウェイで浦和レッズレディースと対戦する。第3節ホーム開幕戦の長野戦で、ノジマステラは相模原熱狂-5000人-プロジェクトと題し、WEリーグがめざす「入場者数5000人」を達成しようとさまざまなイベントを企画している。チケットの一般発売は9月13日(月)を予定している。
当日はスタジアム外で、JAXA宇宙教育センター体験会を開催する。鏡の世界「ミラーライティング」や宇宙飛行士に挑戦するホワイトパズルのほか、VRでロケットに乗り、地球や月の大きさを比較しながら体感して学ぶ「月ロケットツアー」などが体験できる。
スタジアム内イベントでは「PopLip山内志織」スペシャルライブを実施するなど、さまざまなプロジェクトを実施することで新リーグの幕開けを盛り上げる。※イベント内容は下記枠内で紹介
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