相模原安全運転管理者会の会員である東京電力パワーグリッド相模原支社(中山由美子支社長)は21日、誘導用指導旗を使って下校時の児童の見守りを行った。
児童等誘導用指導旗とは、児童または幼児など歩行者が道路を横断する際に、安全のため誘導を行う時に使われる黄色の旗のこと。同社は新型コロナウイルス感染症が流行する中、地域貢献のために何かできないかと考え、同会と相模原警察署交通課に対して見守りの際に使用する指導旗の使用法の講習会を依頼。今回の事業が実現する運びとなった。
同日行われた講習会には社員6人が参加し、同署の担当者から旗振りの方法や扱い方、注意点を始め、児童誘導における法的根拠などについて説明を受けた。社員からは「旗を出すタイミングはどうすればよいか」や「一時停止しない自転車への対応は」など、積極的な質問が飛んだ。
その後、実際に2カ所に分かれて交差点に立ち、警察官とともに下校する小学生の見守りを行った。
中山支社長は「旗振りや下校中の見守りを体験することができてよかった。旗振りについては今後も地域と協働してやっていきたい」とし、「電気を安定的に供給するだけでなく、安全に住み続けられるまちづくりに協力していきたい」と話した。
|
<PR>
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
|
新人にマナー研修4月21日 |
|
|
|