「淵野辺駅南口のまちづくり事業」についての第12回市民検討会が9月19日、リモート形式で開催され、12月末までの議論の進め方について検討委員同士の一定の方向性が共有された。
検討会では、同駅南口の町づくりとして老朽化した市立図書館や大野北公民館などの公共施設の将来的な在り方に加え、鹿沼公園の今後の将来像について、地域住民、学識経験者などの有識者が議論を進めている。
今回は11回目の検討会で課題となっていた、委員の任期期限となる12月末までに形づくっていくべき内容についてアンケートを基に議論。委員の総意として今後の方向性を決める必要があったため、全員に発言が求められた。委員はそれぞれアンケートで答えた内容と、その理由を説明した。
その上で、意見の中でも最も多かった「本年12月末までに、パターンに関する議論を尽くし、より具体的な検討は、次期市民検討委員に委ねる」とする方向性で一致。今後は、採用した際に考えられるメリット、デメリットの観点からパターンを検討していくのに加え、事業にかかる費用面、公園の配置などの見直しや展望がしやすいよう、これまで活用されてきたデータなどを市が示し議論を深めていく。
次回の検討会でも、専門性を持つ内容や専門的な見地からの考察が必要なものについては、有識者が委員の疑問や質問に答えながら進められていく。市都市計画課の担当者は「今回の検討会で議論が進めやすい環境がさらに整ってきたと思う。より良い方向に行くように進行していきたい」と話している。次回は10月下旬を予定。
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