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人身交通事故が減少傾向 重点的な啓発が奏功

社会

公開:2021年10月14日

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 人身に被害があった中央区内の交通事故の発生件数が減少傾向にある。相模原警察署(森元博署長)によると9月中に発生した人身交通事故は38件で、前年同月と比べて29件減少したほか、同署が相模原北署(緑区)と分離した2006年以降で最少件数を達成した。特に神奈川県内の54警察署中で最悪の発生件数である自転車関連事故は、9月中の発生が6件(前年比21件減)と、月別で今年最少となった。

 事故件数が減少していることについて交通第一課の松下和則課長は、今年6月と8月に行った独自の啓発活動「交通事故抑止特別対策計画」や関係団体と連携した交通安全運動、交通違反する自転車に対して「指導警告票」を交付するなどの対策の効果が表れていると推測。事故が多発する場所や時間帯、対象を絞って継続的に啓発活動を実施している事が奏功しており、「非常に良い傾向にある」と評価した。

 例年、年末に向けて交通事故が増加することをにらみ同署では今後、交通安全対策「STOP!交通事故 相模原自転車安全プロジェクト」を推進。今年12月末までの交通死亡事故ゼロや自転車関連事故件数の県内ワースト1位を脱却するなどの目標を掲げた。区内では昨年の11・12月の2カ月間で死亡事故が4件発生していることから、さらに警戒を強めていく。加えて、自転車の盗難事件も相次いで発生していることから、予防活動や検挙も積極的に行う。

 松下課長は「関係団体や市民の皆さんのご協力のおかげで事故の発生件数が改善されつつある。年末年始に向けて引き続き交通ルールを守って、無事故で過ごしていただきたい」と強く訴えた。

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