動画「でいだらぼうとじんだら沼」の一部
星が丘公民館の学習文化委員会（坂井由美子委員長）は９月から、相模原に伝わる昔話を紹介する動画「相模原の昔語り」をＹｏｕＴｕｂｅで配信している。
同委員会は地域住民向けに歴史や音楽、料理など幅広いテーマで講座を開催しているが、コロナ禍で昨年度からほとんどが中止に。活動機会が減少したことから動画配信に初挑戦した。
第１弾の昔話は「でいだらぼうとじんだら沼」。民話の語り手として活動する木名瀬五百子（きなせいおこ）さん（緑区在住）が星が丘こどもセンターで口演した様子を紹介している。動画の最後には昔話の題材となった場所に訪れるツアー風の映像を挿入。大男「でいだらぼう」の足跡が残るとされる鹿沼公園を案内する。
坂井委員長は「子どもにも大人にもみんなで見て欲しい」と話し、同委員会の楠野睦子さんは「街並みも映しているので、動画をみて外出した気分になって楽しんで」と呼びかけた。
今後も「相模川のばんばあ石」、「火の坂のたぬき」といった相模原にまつわる昔話の動画を無期限で配信する予定。視聴するには「星が丘公民館 ＹｏｕＴｕｂｅ」で検索を。
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