老朽化などの影響で、4月下旬から進められていた清新の氷川神社(浅原寛宮司)の拝殿屋根を主体とした修復工事は21日に大部分が完了した。新装となった同社を訪れた参拝客からは祝福の声が上がっている。
1973年に建築されて以来となるこの修復工事では、拝殿の屋根柱の組み直しや屋根銅板の張り替え、天井板・壁のしっくい建具の修復などが行われた。同社の本来の趣を残しながら装いを新たにする難しさから作業は慎重に進められた。
工事の完了を受け、訪れた参拝客の中には「以前、自分の七五三でお参りしたときの神社を思い出した」と喜ぶ声もあった。浅原宮司は「たくさんの協賛、協力をいただきようやく完成にこぎつけた。感謝の気持ちでいっぱい。これからも地域の皆様の安寧、発展を願い、お願いしてまいります」と話し、地域に向けた同社の使命について心を新たにしていた。
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