淵野辺小学校3年3組の児童が15日、総合学習の時間で「私たちの町 淵野辺」をテーマに淵野辺の史跡や町づくりをめぐる地域の魅力について学んだ。学習では本紙が制作した冊子「淵野辺ガイドブック」も利用された。
児童はこのテーマに初めて取り組むのに当たり、自分が住む場所の身近なものから学ぼうと商店街や史跡を調べることに。そのうち淵野辺の商店街がまちづくりを通じてJAXAと関係が深いことや、通りに星座名が付いていること、さらには地元の名士・淵辺義博にまつわる史跡や言い伝えを知ったという。
授業では、担任の佐藤敦子教諭が商店街から聞いたまちづくりの特長を紹介した後、歴史や商店街を調べた児童4人が発表。冊子を利用しながら改めて淵野辺のまちの魅力、歴史の奥深さの一端に触れた。玉手克賢さんは「史跡が家の近くにあり身近に感じた」と話し、佐藤教諭は「淵野辺をますます好きになって、今回勉強したことを伝えられるような人になってほしい」と願いを込めた。