中央区「はたちのつどい」実行委員会の実行委員長を務める 潮田 新太さん 陽光台在住 19歳
○…自宅に実行委員を募集するハガキが届いた時、「絶対にやりたい」と心の底から熱い思いがあふれ出た。実行委員長にも積極的に志願。今までの学校生活で組織や団体をまとめる立場に身を置いてきた経験を生かして、「誇りに思えるような成人式にしていきたい」とイメージは膨らむばかり。
○…指示を受ける側ではなく、「率先して仲間を引っ張る先導役を担いたい」と生徒会に立候補した中学時代。体育祭では聞こえづらい競技のアナウンスを改善するために会内で話し合いを企画。また、会の広報担当を担い、生徒に活動内容を分かりやすく伝えることを心がけてきた。「運営側に立ったことで、より物事を多角的にとらえることができるようになった」と当時の経験を振り返る。
○…大学では薬学部に在籍。進路を選んだ背景には6歳年上で薬剤師として働く兄の存在があった。「子どものころから勉強などを教えてもらった憧れの人。兄のようになりたいと思った」。実際に学んでみると化学・物理・生物全てを深く学べる薬学の魅力にのめりこんでいった。「最初は兄の影響だったけれど、進路選択に後悔はない。薬剤師になるのが夢」と熱意を口にする。
○…実行委員として区内の中学校の先生たちからメッセージ動画を集めた「恩師からのビデオレター」という企画を実施。式典内で上映する。大人への第一歩となるイベントで、参加者に自らを見つめ直してほしいという思いで立案された。「当時は先生の言葉に対して反発していた人も多かったのではないかと思う。成人になった今、改めて先生の話に耳を傾けてほしい」。新成人たちの晴れ舞台を思い出深いものに。指折り数えたその日は近い。
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