サッカーJ3リーグがいよいよ3月12日(土)に開幕する。ホーム・相模原ギオンスタジアムでアスルクラロ沼津と開幕戦を戦う前に、本紙では昨年SC相模原の中心選手としてSCイレブンを引っ張ったMF藤本淳吾(37)にインタビューを行った。本人やチームの状況、今シーズンの目標、サポーターへのメッセージなどを話した。 (2月26日取材)
昨年を振り返って
――まずは昨シーズンを振り返って長い1年だったと思いますが、チームの成長など感じるところはありますか。
「J2に残留できなかったのでチームとしては残念だった。ただ、途中から高木監督に代わってからは成長していったと思う。個人的には90分間フル出場したり、まだまだできると証明できたと思うが、もっと上手くなりたい、もっと勝ちたいという気持ちがさらに強くなった。それは今シーズンにつながるものだと思う」
今シーズンの目標
――昨年はチーム最多得点の活躍で、サポーターの期待も高いと思いますが気負いはありますか。また、今シーズンの個人的な目標はありますか。
「昨年から継続したプレーをしたいし、中心選手としてプレーしなきゃいけない。個人的にもそうですが、チーム全体が順調に仕上げて、J2に戻れるようなシーズンを過ごしたい。具体的な目標の数字は決めていないけど、昨年の数字を上回りたい。アシストもたくさん決めたい。まずは、けがをしないということをメインに、チームに貢献できるように毎日努力していきたい」
――藤本選手、またはチームのコンディションはいかがですか。
「昨年、アキレス腱を傷めたが徐々に良くなってきているので、今は順調だと思う。チームとしては練習の質も上がってきているので、あとはそれをゲームで出せるかというところ。細かいミスを無くし、タッチとかの誤差を無くしていくことと、コンビネーションなどいろいろ詰めていきたいところがある」
背番号4から10へ
――背番号が10番に代わって藤本選手も「特別な番号」と会見で語っていましたが、副キャプテンも任されました。クラブからの期待も高いのでしょうか。
「それはもちろん感じている。チームの顔になれるように、ならなければいけないと思うので、その期待に応えられるように行動やふるまい、ピッチでも結果を出してやっていきたい」
――SC相模原で2年間プレーして得たものはありますか。
「やっぱりサッカーやってて楽しいし、改めてサッカーが好きだということが確認できた。勝負ごとなので一つ一つのプレーの大事さ、何気ないプレーでも正確にやるとか、当たり前のことをすることが大事ということを改めて再確認できた」
――SC相模原のサポーターの印象はどうですか。
「コロナ禍の2年でサポーターと交流を図ることができず残念。ただ、スタジアムで一体感を出して一所懸命応援してくれている。自分たちがもっと結果を出して、相模原の方に興味を持ってもらってスタジアムに足を運んでもらえるようにしなきゃいけない」
優勝してJ2へ
――最後に、今シーズンの目標とサポーター、読者にメッセージをお願いします。
「チームの目標は優勝してJ2昇格なので、それは監督もチームも一致した目標。J3というステージで熱い試合をして、面白い試合を見せたい。見に来た方が満足できるように頑張っていくので、スタジアムに来てほしいのと、一年を通してチームを支えてくれたらうれしい」
――ありがとうございました。
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