相模原市内の養豚農場で昨年7月に発生した豚熱の防疫措置実施に際し、まん延防止に多大な貢献をしたとして県は3月22日、神奈川県建設業協会(松尾文明会長)および同協会相模原支部(櫻内康裕支部長)、同津久井支部(澤田義宏支部長)ら1社3団体に感謝状を贈呈した。
豚や猪に感染する家畜伝染病の一つ「豚熱」は強い伝染力と高い致死率が特徴。昨年7月7日、県で初めての豚熱が市内で発生し4109頭の豚が殺処分された。防疫フェンスの設置やレンダリング装置(殺処分豚を破砕・加熱処理する機械)の設置場所の整地、フレコンバック(殺処分豚を収納し輸送するための袋)の移送など、防疫措置作業には同協会相模原支部から一報を受けた、相模原市建設業協会も協力。60社延べ300人が猛暑の中、防護服を装着して24時間体制で作業にあたった。
黒岩祐治知事は作業に携わった人たちへ感謝の言葉とともに「国からも神奈川モデルとして全国の手本としたいと言葉をいただいた。今後も協力をお願いしたい」と語った。櫻内支部長は「協会員は日頃から、地域の安心安全確保のために活動をしている。今後も災害や復旧活動などに尽力していきたい」と述べた。
感謝状を贈られた1社3団体は次の通り。▽県建設業協会、同協会相模原支部、同津久井支部(3者連盟)▽南国興産(宮崎県都城市)▽県産業資源循環協会▽県県央地区廃棄物処理業協議会
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