園内に39種類の桜が植栽されている、上溝さくら公園(上溝1880の7)で壊された状態で見つかった「桜マップ」が、製作した業者の好意により無償で作り直され、このほど改めて設置された。
桜マップは3月31日、利用者に同公園の桜についてより理解を深め親しみを持ってもらおうと、スマホなどで読み取ると各樹木の分類や開花時期などがわかる二次元コードを取り付けた際に、案内板として同時に設置されたもの。
しかし2週間後の4月13日に激しく破損した状態で見つかった。関係者らは変わり果てたマップに意気消沈。訪れた利用者らもがっかりしていたという。
関係者は、製作したケンオーサイン(高麗良夫社長/千代田)に連絡したものの資金のめどが立たず、再度の依頼をできずにいた。しかし事情を察した同社の高麗社長から、無償で再製作し寄贈する旨の連絡があり、設置が実現した。
以前は公園の奥のフェンス部分に取り付けられたが、今回は入口すぐの中央部分に移動し、木枠を付けて設置された。
関係者らは、「心無い人の行為に皆ショックを受けたが、ケンオーサインさんの好意に温かい気持ちがよみがえった。感謝したい」と話す。
同公園の39種の桜は、少しずつ開花時期がずれており、10月上旬から5月初旬までの間はいずれかの品種で花を楽しむことができるそう。
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