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総合雑誌『アゴラ』100号を発行 1997年 元記者が創刊

社会

公開:2022年5月19日

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季刊アゴラの100号
季刊アゴラの100号

 相模原の総合雑誌『季刊アゴラ』の100号が4月に発行された。アゴラは1997年に創刊し、以来年4回の発行を続け今回節目の号を迎えた(アゴラはギリシヤ語で広場の意味)。編集責任者の山田広美さんは「小さな小さな雑誌ですが、市民のみなさんと共に、1号1号に思いと力を注いで積み上げてこられたことを素直に喜びたいと思います」としている。

市長選きっかけ

 発行は山田さんら4人の編集委員によるアゴラさがみはら編集委員会。アゴラの創刊者は元新聞記者の西尾顕爾(けんじ)さん(2004年逝去)。1997年の候補者8人にのぼった市長選を契機とし創刊号はその激戦を振り返るとともに、小川勇夫新市長のインタビューや市民活動家らによる座談会を掲載し発行された。

 これまで芸術、教育、歴史、平和、行政などのテーマを中心に地域の課題を取り上げてきた。100号では節目を記念し「それでも『アゴラ』は続いてる!」という企画を組み、編集委員、協力員による寄稿を掲載。その中には相模原市議会をよくする会(2019年に解散)の代表を務めた赤倉昭男さん(南区在住)の名前もある。

赤倉さん「職員も」

 赤倉さんはアゴラ創刊時、自治会連合会の活動を通じて市政に強い関心を持っていた。2003年からは「よくする会」として統一地方選を前に市議を評価する「通信簿」の発行をしており、そのような中で、西尾さんと触れ合う機会を持っていた。「議会が物足りない」と2人は地方自治を憂い、赤倉さんは『アゴラ』に行政についての寄稿をしばしばした。

 赤倉さんは100号で5ページにわたり西尾さんへの思いなどを綴っている。100号を迎えたことに対し赤倉さんは「改めて市民だけでなく市の職員にも読んでもらいたい」と訴えるとともに「これからも応援します」とエールを送った。

 100号はその他に淵野辺駅南口の再整備、藤野地区のフットサル場建設、麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業などについての話題が掲載されている。

 A5サイズ、全80ページ。定価500円(税込)、市内一部書店が取り扱っている。(問)【電話】090・7908・6978

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