今年開局150周年を迎えた上溝郵便局(阿部学局長)が7月25日、上溝5の12の2に移転オープンした。
同郵便局は高座郡上溝村時代の1872(明治5)年、近隣に先駆けて開局した。当時は集配業務も行っていたが、1964(昭和39)年に相模原郵便局が誕生すると同業務を移管。その後は小規模な無集配局として、150年の歴史を紡いでいる。
郵便関連業務だけでなく、地元の上溝商店街振興組合にも加盟し、地域行事などにも積極的に参加。地元で親しまれている存在だ。
関係者によると昨秋、昭和40年代以前に使われていた2代目にあたる局舎の写真が見つかった(初代は不明)。先日まで稼働していた上溝高校近くの局舎は3代目で、オープンした新局舎は4代目の建物となる。
新局舎は、ダイエー上溝店そば・県道57号(てるて通り)沿いの大木第1ビル1階のセブンイレブン跡に移転。ビル共用駐車場9台分を完備する一方、JR相模線・上溝駅からも徒歩圏内の立地で、利便性もアップした。
阿部局長は新局舎開設に際し、「これからも地域の皆さまに愛され、信頼される郵便局を目指して、この上溝商店街の中心からお客さまに寄り添ったサービスを提供していきたい」と話した。
風景印の図柄は「上溝夏祭り」
郵便局で使用される消印のひとつ「風景印」は、全国各郵便局の周辺の名所や旧跡などが描かれているのが特徴。ちなみに上溝郵便局の風景印には、地元の「上溝夏祭り」の図柄が描かれている。同局によると移転後もこの印は継続していくという。
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