矢部のフリースクール鈴蘭学園(中村鳴美理事長)が今年4月で発足15周年を迎え、7月18日にユニコムプラザさがみはらで記念式を行った。
同園は心理カウンセラーで心理支援士の中村理事長が不登校やひきこもりの子どもたちの「心のよりどころ」となる居場所を作りたいと、2007年に任意団体として設立。15年にNPO法人となり、フリースペース併用の学習支援や放課後等デイサービス、訪問スクール事業などを展開している。子どもだけでなく、保護者や家族にも寄り添い、さまざまな事例と向き合いながら共に歩む。生きづらさを抱える人たちの「自信を取り戻すきっかけ」と、「笑顔で過ごせる社会の実現」を目指し活動してきた。
式典では園の15年の足跡をスライドで振り返り、県教育局や市の教育担当者、同じ思いでフリースクールを運営する事業所の代表らが祝辞を述べ、中村理事長は時折、目頭を押さえながら感慨深げに頷いていた。最後のあいさつで中村理事長は「生きている限り頑張っていきたい。これからも温かいまなざしで見守ってください」と来場者に思いを語った。
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