相模原の総合雑誌「アゴラ2023冬号」が発売された。発行はアゴラさがみはら編集委員会。
今回の特集は「芸術」。市内で展開されているさまざまな芸術活動を紹介している。
芸術でつなぐ
取り上げられているのは美術家で相模原芸術家協会会長の上條陽子さん、南区古淵で27年にわたり発表の場を提供する画廊「ギャルリーヴェルジェ」、市役所そばにあり、絵画コレクターの夫婦が営む「ギャラリー誠文堂」。一方、「芸術のまち」として知られる「旧藤野地域」について、文筆家の平川友紀さん、元藤野町役場職員の河内正道さんがそれぞれ寄稿している。都心から移住し10年以上在住する平川さんは旧藤野の今をリアルな視点で、河内さんは1980年代に遡る「ふるさと芸術村」の事業についてなどを執筆している。発行、編集責任者の山田広美さんは「今回は特集で『芸術』に注目しました。旧相模原からは、相模原芸術家協会と2軒の画廊のあゆみとその思いを。旧藤野からは、『芸術の村』はどのようにできあがってきたのかを。芸術で旧相模原と旧藤野をつなげました」とコメントを出した。
また、地域の課題として「淵野辺駅南口周辺まちづくり」「相模原南市民ホール集約化」「橋本駅周辺整備事業」についての記事も。「ほかには相模原に大きな被害をもたらした台風19号(2019年)から3年、被災地の復旧はどうなっているのか。淵野辺駅南口周辺まちづくりは市民検討会が終わり今年度中に基本案が公表されます。検討委員に検討会を振り返ってもらいました。原発とリニアはSDGsの観点からみるとどうなのか。読者からの要望に応えての掲載です。そして、市が急ぎ進める橋本駅周辺整備事業に関する住民の声も掲載しています」
定価500円(税込)。市内一部書店で取り扱い。問い合わせは【携帯電話】090・7908・6978。
|
<PR>
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|