神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

補正予算 ふるさと納税好評に対応 経費計上 消費喚起策も

経済

公開:2023年1月19日

  • X
  • LINE
  • hatena

 相模原市は1月12日、2022年度一般会計を合計3億6700万円増額する第11号の補正予算案を市議会に提出し、同日可決した。この結果、一般会計は総額3500億600万円になった。

 今回の補正予算の主な歳出は2つ。ふるさと納税の歳入が当初の予定より大幅に増えたことによる運営に係る経費と、昨秋に消費喚起策として市が独自に行った「さがみはらサンキューキャッシュバックキャンペーン」の申し込みが増えたことによる経費を計上したもの。

 ふるさと納税に関しては、22年度は当初3億円の税収を見込んでいた。しかし、納税ができるサイトの数を2つから4つに、返礼品目を約230から約300に変更したことなどから大幅に納税額が増え、当初の見込みから約2億4000万円多い5億3943万1000円となった。

 返礼品や事務手数料など1億2738万円が運営経費として計上され、これらを差し引いた1億1205万1000円は市の「まち・ひと・しごと・創生基金積立金」に充てた。

 市観光・シティプロモーション課は「東プレのキーボードに加え、最近はシャンプーやボディーソープなどの詰め合わせなどが人気。さらに品目を充実させたい」と話す。

 サンキューキャンペーンは、当初予定していた利用者の17万人を約3万2000人上回る20万2000人が利用。この経費として1億2756万9000円を補正予算として計上している。

 市財政課では「ふるさと納税の返礼品代や事務手数料、キャンペーンの事務手数料などは早期に処理しなければならない費用となるため、通例の3月補正予算を待たず、今回1月の補正予算として扱われることになった」と話している。

さがみはら中央区版のトップニュース最新6

命名権の制限数を廃止

相模原市

命名権の制限数を廃止

財源確保へ1社多数も

3月28日

ダムカレーでリニア好機を

ダムカレーでリニア好機を

市内飲食店に参加呼びかけ

3月28日

発達凸凹でも気軽に散髪

発達凸凹でも気軽に散髪

理美容師らが啓発イベント

3月21日

登録数1,000件突破

さがみはらSDGsパートナー

登録数1,000件突破

企業や団体同士の連携も

3月21日

政令市で「標準化」遅れ

自治体基幹業務システム

政令市で「標準化」遅れ

相模原市「間に合わずか」

3月14日

3階級制覇し凱旋

ボクシング中谷選手

3階級制覇し凱旋

市長、ファンらに快挙報告

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook