子どもたちに自由な学びを届ける団体「mono」が5月25日、ウォーキングイベント「Feel度Walk」を西門商店街で開催した。幼児から年配者まで幅広い年代の24人が集まり、同団体代表で元教員の伊藤恵子さん指導のもと、「なんとなく」気になるものを観察して写真を撮った。
Feel度Walkとは、伊藤さんの師匠で教育家の市川力さんが提唱する探究学習の手法。参加者たちは場から何かを感じ取る度合い「感度」を目一杯高め、普段では見逃していた価値の発見に挑戦した。コンクリートの地面から生えてくる植物、なぜか曲がっているポール、ドアの下半分がない公衆電話などを次々と発見し、1時間で100メートルほどしか進まなかった参加者もいた。発見したものは最後に「知図」として図面にまとめた。
伊藤さんは「今必要なのは自分の外にあるものを学ぶこと。思い込みから抜け出し、新しいものの見方を見つけよう」と参加者に呼びかけた。
この日は大人の参加者が多く、初めて参加したという斉藤寛子さん(市内在住)は「普段は人に共有できない気づきも今日は共有して探究することができた」と話した。この日が2回目の参加だという島根敬子さん(市内在住)は「自分のものの見方にお墨付きをもらえたみたいで、楽しむことに存分に集中できた」と感想を語った。
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