神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

児童虐待相談人数 7年ぶり減少も高水準 センターへの相談は増加

社会

公開:2024年6月6日

  • X
  • LINE
  • hatena

 相模原市は5月27日、2023年度に子育て支援センターと児童相談所で虐待の相談を受けた児童数を発表した。虐待が疑われる児童の人数は前年度から81人減少した。16年度以来7年ぶりに減少に転じたが、依然として高い水準を維持している。

 児童虐待の相談人数は全国的に増加が続き、相模原市でも22年度は過去最多の3170人を記録した。市では10年に児童相談所(児相)を設置。17年に各区に子育て支援センターを設置し相談窓口を一元化するなどの環境整備を進めてきた。

 23年度の児童虐待の相談人数は前年度から81人減の3089人。児相への相談人数は前年度比112人減の1673人だった。全体では減少したが、同センターへの相談人数は前年度比31人増の1416人だった。

 市こども・若者未来局こども家庭課の担当者はこうした状況について「数字は減っているが、高い水準は維持しているとみている」と話す。

 子育て支援センターは、子育ての不安や悩みを相談できる施設。産婦健診や子ども定期健診で虐待が疑われるケースなど、比較的軽微な虐待の相談が多い。一方、児相は相談の他、一時保護・措置機能など児童を強制的に保護できる権利を持っているため、警察機関からの相談が多い。

 種類別で見ると、心理的虐待、ネグレクト、身体的虐待の割合が大部分を占める。最も多いのは脅迫や無視など心理的な外傷を与える「心理的虐待」の1463人で、全体の47・4%を占める。次いで、食事を与えない・長時間の放置などの「ネグレクト」が906人。殴る・蹴るなどの「身体的虐待」は703人。虐待者については前年度同様、ほとんどが実父・実母で全体の95・6%を占めている。

乳幼児期の支援を

 年齢別では前年度同様、乳幼児が1399人で最も多く、次いで小学生(1019人)、中学生(433人)となっている。同課の担当者は「早期発見・早期対応が重要。さらに、家庭訪問や健診などの場を活用し、発生予防のために乳幼児期の支援に努めていく」と話し、市民に「様子がおかしいと思ったら通告や相談を」と呼びかけている。

さがみはら中央区版のトップニュース最新6

遺族の負担を軽減へ

相模原市

遺族の負担を軽減へ

「おくやみ窓口」29日から

7月18日

会員勧誘に壁 存続危機へ

交通安全協会

会員勧誘に壁 存続危機へ

キャッシュレス化の影響

7月18日

球児の舞台 整備に汗

サーティーフォー相模原球場

球児の舞台 整備に汗

好プレー 裏から支える

7月11日

「市民には大きな不利益」

「市民には大きな不利益」

「合議制裁判」求めシンポ

7月11日

区内から6校出場

高校野球開幕

区内から6校出場

チームカラー生かし勝利へ

7月4日

「北里」お祝いムード

新紙幣発行

「北里」お祝いムード

グッズや展示、割引など

7月4日

あっとほーむデスク

  • 7月18日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

さがみはら中央区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年7月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook