今年で創立30周年を迎えた神奈川県弁護士会相模原支部が9月14日、市内で記念事業と式典を開催した。
産業会館で行われた市民向けの講演会では、合議制裁判の実施に向けた活動や災害復興支援における弁護士の役割について会員が丁寧に解説。高校生や高校教諭などを招き、虐待防止に向けた取り組みに関する議論も行われた。講演の合間には、支部会員による漫才コンビ「ろいや〜ず」が会場を盛り上げる場面もあった。
続いてけやき会館で行われた式典には会員や来賓ら約150人が参加。日弁連の渕上玲子会長や関弁連の菅沼友子理事長も出席し、ともに節目を祝った。創立30周年のビジョン宣言として齋藤守支部長は▽地域全域に質の高い司法サービスが行き渡るよう活動を続ける▽合議制・労働審判の実現に向けた取り組みを一層推進する▽様々な地域課題について市民・団体・行政と司法をつなぐネットワークづくりを推進する――の「3つの決意」を宣言した。
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