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子どもサミットに520人 居場所づくりを発信

社会

公開:2024年12月12日

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(上)こども委員会のメンバーたちと学生ボランティア(下)団体の活動紹介などが行われた会場
(上)こども委員会のメンバーたちと学生ボランティア(下)団体の活動紹介などが行われた会場

 子どもたちが安心して笑顔で暮らせる環境を――。相模原市内で学習支援や子ども食堂など「子どもの居場所づくり」に取り組む団体の連携強化と活動促進を目的としたイベント「さがみはら子どもの居場所サミット2024」が11月30日、ソレイユさがみ(緑区橋本)で開催された。NPO法人「さがみはら子どもの居場所サミット」の主催で、昨年に続き2回目。

 子どもの意見を反映した居場所づくりに関するパネルディスカッションや各団体の紹介、子ども向けの工作ワークショップなどが行われ、親子連れなど約520人が来場した。

委員会を発足

 昨年の初開催を踏まえ、今年は「こどもの こどもによる こどものための 居場所づくり」をテーマに掲げた。同法人理事の藤村千佳さんによると「子どもたちのための取り組みなのに、昨年は子どもの来場者がほとんどいなかった」という。

 そこで今年5月、小学生5人による「こども委員会」が発足。子どもたちは学生ボランティアや同法人スタッフの支えのもと、定期的に話し合いを行ったり、実際に子ども食堂などを訪れたりしながら「居場所」について学び、考えを深めてきた。

 サミットではこども委員会の活動発表の場として「こどもみらいタウン」が設置された。5人それぞれが好きなものや特技を生かしてワークショップやクイズなどの催しを自ら運営。来場者との交流を楽しんだほか、ステージに登壇し活動報告も行った。こども委員の篠崎まいさんは活動について「みんなでどうやったらうまくいくか考えながら進めたことが思い出に残った」と話し、篠原真歩さんは「自由に遊んで心からふざけられる場所ができた。発表では自分の気持ちを伝えられてよかった」と振り返った。

 運営委員長の佐竹輝子さんは「子どもたちが活動を通してすごく成長し、さらにこれからも続けたい、活動をつなげていきたいという思いが目覚めたことが素晴らしい」と話す。来年に向けて、運営委員長は藤村さんが引き継ぐ。佐竹さんは「活動を若い世代につなげ、さらに広げていきたい」と語った。

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