今年成人を迎えた若者を祝う式典「はたちのつどい」(成人式)が成人の日の9日、市内各所で行われた。
区内在住者の会場となった相模原市民会館には、晴れ着に身を包んだ新成人らが集い、旧友との再会や地元の同世代の友人との思い出話に華を咲かせた。この日をきっかけに、同世代での新たな交流も生まれ、会場には笑顔が溢れた。
会館内で行われた式典では、3Dカメラを使用した、参加者全員での記念撮影や、中学校の恩師からお祝いメッセージがサプライズで届くなど、今年ならではのアトラクション企画も盛り上がりを見せた。
会場で多くの友人に声をかけていた佐藤一誠さん(下九沢在住/20歳)は、「成人式はずっと楽しみだったので。久々に会う友だちも顔を合わせれば、昔の様に話ができるものなんですね」と旧友との再会の喜びを話し、「ただこれからは、もちろん自覚を持って行動しなきゃいけない年齢。社会の一員として責任を持って日々過ごしていきたい」と覚悟を語った。
今年、大人の仲間入りを果たしたのは、市全体では7353人(男3781人/女3572人)。区内からは2898人(男1459人/女1439人)の若者が門出を迎えた(人数は昨年11月1日付)。