市は5日、市内のインフルエンザ罹患者の報告数が国の定める「注意報レベル」を超えたことを発表した(取材は1月15日時点)。
市では市内39カ所の医療機関を「定点医療機関」とし、感染症の発生状況を1週間ごとに集計。その1定点医療機関あたりの報告数によって「注意報」「警報」レベルとしている。今回、第52週(2017年12月25日〜31日)の報告数が前週の7・61からおよそ2倍の13・68となり、「注意報レベル」である10人を超えた。これは平年に比べやや早く、昨年よりも2週早い。特に、市役所周辺地域、橋本・大沢・城山地域(緑区)、大野南・東林地域(南区)の増加が目立っている。
インフルエンザのピークは一般的に2月頃とされ、今後、さらなる流行の恐れがある。西村クリニック(すすきの町)の西村浩院長は予防法について【1】規則正しい生活と十分な休養【2】バランスの採れた食事と適切な水分補給【3】咳やくしゃみが出る場合にはマスクの着用、を挙げた上で「自身やご家族にインフルエンザの疑いが少しでもある場合は、かかりつけへ早めの受診を」と注意を呼びかけている。
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