（左から）メダルを掲げる山内さん、小原さん、藤森君
キッズレスリングチーム「ファイヤーボーイズ」（山内仁代表）＝千代田＝の選手が躍進している。２月の全国少年少女選抜レスリング選手権では、藤森玲次君（星が丘小５年）が42kg級で準優勝。さらに、山内悠妃さん（向陽小５年）が36kg級で、小原心花（ここは）さん（横山小４年）が26kg級で３位入賞を果たした。
夏の全国大会でベスト８に入った選手のみ出場できる同大会。藤森君は夏に５年連続でメダルを獲得しているほか、昨夏は初の全国制覇を果たした注目選手。他の選手に研究される存在だが、決勝では「苦手なフットワークで圧倒され、対処できなかった」と敗因を語る。「１回負けたらチャレンジャー。またてっぺんを取るために努力する」
脚力の強さが持ち味の山内さんは、自身初のメダル。「もっとパワーをつけて、初めての相手にも自分のスタイルで戦えるようにしたい」と話す。惜しくも判定で敗れた小原さんは、筋力強化に励む。「夏はチャンピオンになる。吉田沙保里さんみたいな強い選手になりたい」と目標を語った。
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