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福島の「保護犬」里親募集 麻布大 学生がトレーニング

公開:2014年10月9日

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「離れるのは寂しいけど、良い里親さんと暮らしてほしい」と学生
「離れるのは寂しいけど、良い里親さんと暮らしてほしい」と学生

 麻布大学(浅利昌男学長)の茂木一孝准教授の研究室では実習の一環として、東日本大震災で家族と過ごせなくなった犬のトレーニングを行い、現在、新たな飼い主となる里親を募集している。同研究室では4年前よりこの実習で福島県の動物保護センターから犬を引き取っており、学生らはトレーニングと共に心のケアもしながら数カ月、土日も休まず犬と向き合う。

 今年は5月末に福島県いわき市・郡山市から7頭を引き取った。「福島では震災後、仮設住宅で暮らさなくてはならない状況が続いており、動物の鳴き声や放浪犬の問題などを引き起こしていて、今でも深刻です」と茂木准教授は話す。家族と離ればなれになった犬たちは、それぞれにストレスを抱え、被毛に艶がなかったり、人間とのふれあいを怖がることもあるという。引き取った犬たちが持つそんなストレスを癒すため、研究室の学生ら約50人は、7人1チームとなって犬との交流を図ってきた。

 「来たばかりの頃は、目も見てくれなかったんです」と、学生は約半年のトレーニングを振り返る。今では、人間との交流にもすっかり慣れ、学生の愛情を受けてすくすく成長している。「犬たちにここまで変化があったのは、ひとえに学生の熱心な取り組みのたまもの。良い里親さんが見つかれば」と茂木准教授。

 詳細は同大学HP(被災犬里親募集ページ)にアクセスまたは、麻布大学伴侶動物学研究室【FAX】042・850・2513か【メール】azabutraining@gmail.comへ。
 

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