公民館で発見 縁起いいね 鶴オブジェ
上鶴間公民館(南区上鶴間本町)の入口に一昨年10月から、鶴の銅板レリーフが飾られている。
このオブジェ、実は現在再開発工事が進む、相模大野駅北口西側にあったもの。すでに取り壊された駅前の三和ビルの外壁に飾られており、当初は建物と一緒に解体されてしまうはずだった。そこに「待った!」をかけたのが、郷土歴史研究家の山田真也さん(御園)。「絵柄は中国の長恨歌の中の『比翼連理(ひよくれんり)』を題材としたもので、大変縁起がよい」ということ、また、絵柄が“鶴”ということもあって、同公民館に移設の話をもちかけた。費用は山田さんと前館長の渋谷正夫さん(上鶴間本町)が負担。「文化財としての価値が認められて良かった」と山田さんは話している。なお、レリーフは伝統工芸「山形鋳物」の工房『雅山(がせん)』(山形県)の代表・長谷川雅也さんの父、長谷川恵久(よしひさ)さん((社)日展評議員)によるもの。同ビルの建設を請け負った大林組の横浜支店長が、上鶴間にちなんだ下絵を描き、それをレリーフとして恵久さんが作成した。
|
|
|
アレルギーの会が解散4月25日 |
水野さんが川柳講座4月25日 |
|