新春を迎え、中央区上溝に鎮座する亀ヶ池八幡宮では、今年も多くの初詣客で賑わいを見せた。
5箇所ある駐車場はどこも満車となり、御本殿に続く参道は今年も多くの来場者で長蛇の列をつくった。2日に訪れた南橋本在住の親子は「おみくじは小吉。今年も良い一年になるといいですね」と話してくれた。神奈川県内では唯一、すべての七福神を祭っている同宮。上溝在住の65歳の男性は経営、勤労などの繁栄を司る大黒天を前に祈願。「商売が繁盛するようにと。不景気も長いから神頼みですよ」と苦笑いだった。同宮によると三が日でお参りに訪れた人は延べ10万人。それぞれの思いを持って平成23年がスタートした。
初詣で賑わう社頭