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相模原市緊急経済対策 「就労支援」「仕事増」に重点 国の補正予算を受け 総額は約88億円

公開:2011年1月20日

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 昨年末に可決した国の補正予算を受けて、相模原市はこのほど、市内の中小企業や雇用支援のため第7次緊急経済対策を決めた。市議会1月臨時議会で補正予算が可決された後、実施される運び。総額は約88億円。主に就労支援策に重点が置かれる見通し。

 今回最も予算が割かれるのが、円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策。これに連動した事業としては、無料の職業紹介事業やニート・フリーターなどの就労支援が挙げられる。こうした事業に地域活性化交付金が政令市移行後、初めて活用される。このほか、国が定めた活用分野以外では、これまであまり対象とされなかった消費者相談サービスやDV対策、自殺予防などの弱者対策に充てられる見込み。DV対策に交付金が使われるのは、初のケースとなる。

ゼロ市債で前倒し

 仕事機会を増やすためのゼロ市債事業も行う。

 これは、事業を前倒しで発注し、来年度に支払いを回す事業方式。年間着工件数の平準化を進める目的で行われるもので、特に小中学校の整備や改修が中心になる。市によると、ゼロ市債事業に市の補正予算の4億円以上が充てられるのは、類例がないという。

 同じく補正予算で対応するのが、住宅リフォーム助成事業。3000万円の予算を見込んでいる。対象は、市内施工業者が行う10万円(消費税のぞく)以上の工事で、助成金は1件あたり一律5万円。実施期間は平成23年度から24年度を予定している。

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