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大野飲食『チームもんじぇ』東北支援2弾、3弾 チャリティー料理も好評“福島・茨城”率先使用 祭り当日スペシャルブース

公開:2011年4月21日

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写真奥のサラダは茨城県産の野菜を中心に作られたもの。なお、手前の「イカの一夜干し」は岩手県の三陸沖から震災前に出荷された品だそう。たまたま市内の市場に入荷し、店主が買い付けた。この店舗ではそのメニューを“チャリティー”で提供。会計は募金箱に入れる形をとっている*チャリティーメニューは店舗、日にちにより異なります
写真奥のサラダは茨城県産の野菜を中心に作られたもの。なお、手前の「イカの一夜干し」は岩手県の三陸沖から震災前に出荷された品だそう。たまたま市内の市場に入荷し、店主が買い付けた。この店舗ではそのメニューを“チャリティー”で提供。会計は募金箱に入れる形をとっている*チャリティーメニューは店舗、日にちにより異なります

 相模大野駅周辺の飲食店による夏の一大イベント、『もんじぇ祭り』(同実行委員会主催)参加飲食各店では現在、福島の原発事故によって買い手が減少している”風評野菜”を積極的に調理に使用する取り組みをしている。また、8月の催し当日には各店舗の屋台の他に、特別に支援ブースの出店を決定。全店参加で運営し、東北地方復興支援チャリティーメニューを販売、売上は全て義援金とする。

 「食べればそのまま義援金」。現在、『チームもんじぇ』の一部の店舗では、飲食料金がそのまま義援金となる、チャリティーメニューを用意し、精力的に支援活動を行っている。企画開始から約3週間が経った15日時点では、13店舗合計で数十万円が集まっているそうだ。

 この支援策第1弾に続き、先日の会議で第2、3弾も決まった。一つは各店舗で、福島県、茨城県の野菜をできるだけ、調理に使うこと。原発報道に伴う風評被害で、大手スーパーなどのバイヤーが購入を控え、余ってしまっている野菜がたくさんある。実行委員会では、「我々は敬遠しない。(基準を満たしている)これらを積極的に使うことで、少しでも被災地を助けたい」と話している。中には独自のルートで茨城県から大量の野菜を購入している参加飲食店もあるそうだ。

 また、8月20日(土)、21日(日)の祭り本番では、参加30店舗以上によるスペシャルブースが設けられる。ここでは各店舗のスタッフが参加し、チャリティーメニューを販売。料理内容は未定だが、売り上げは全て義援金に充てる。現在行っている各店舗の募金とあわせ、数百万円規模の支援にする考えだ。
 

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