"おかえりなさい"真也さん
少年時代を相模原市で過ごした、世界有数のソムリエ・田崎真也さん(=今号人物風土記で紹介)を招いての講演会が18日、グリーンホール相模大野で開催された。相模原市(南区)による主催。
「南区の味わい魅力再発見〜世界を旅して気づいた『南区』の魅力〜」と題し、行われた今回の講演。当日は会場いっぱいの280名が来場。相模原を知り、世界を舞台に活躍する田崎さんならではの巧みなトークに、会場は笑いに包まれた。
小・中学生の多感な時期を、古淵周辺で過ごした田崎さん。船員を志し、そのための教育機関に通っていたが17歳で中退。都内のフランス料理店やホテルで住み込みの仕事を行い、19歳で渡仏した。そこでワインに出あう。「魅了されたというよりは、料理を勉強する上で”必然的”に学ばなければいけなかった。向こうでは、ワインは食材の一つなんですよ」。