神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

ママら千人"手作り"支援 被災地幼稚園にバッグなど 合計2,000品以上

公開:2011年8月25日

  • LINE
  • hatena
来月9日(金)には東林間駅そばにママの手作りグッズを販売する「一日限りのチャリティーショップ」をOPENする(歩歩(ぽぽ)の室(へや))
来月9日(金)には東林間駅そばにママの手作りグッズを販売する「一日限りのチャリティーショップ」をOPENする(歩歩(ぽぽ)の室(へや))

 「被災地の園児に」と南区のママたちが、現地の幼稚園へ手作りグッズを送る活動を行っている。4月に通園バッグ582枚、5月に上履き袋500枚、お弁当袋720枚、7月には髪ゴムやネームプレートなどの布小物467点をそれぞれ寄贈。全てお手製(手書きのメッセージ付き)で、現地の園児らから非常に喜ばれているそうだ。

 中心となって動いているのは林間のぞみ幼稚園(南区東林間)在園児の保護者、武井聡美さん(36歳)。園内の手作りサークルに所属している。

 武井さんは宮城県石巻市に知人がおり、震災後、被災地の幼稚園で困っていることを問い合わせた。すると、「通園バッグが大幅に足りない」ことが判明。そこで、新学期間(ま)もない4月上旬、武井さんは在園児・卒園児の保護者へ「手作りバッグ」の募集を開始。すると、10日ほどで、募集の300を超える582枚のバッグが集まった。「一人だと1週間で30枚が限界。みんなでやる凄さを感じました」。全てに「心を込めて作りました」という手書きのメッセージと、園児の絵を添え、現地の園へ2回に分け発送。近隣の園も含めたバッグのない園児に配られたそうだ。その後も第2弾として、5月上旬に上履き袋、お弁当袋を作り、郵送。さらに福島県の避難所にいる子どもたちに「アンパンマン福袋」のプレゼントも。当初は”のぞみママ”のみでの企画だったが、園、地域を越えての参加も目立つように。「関わってくれた人は千人を超えるのでは」と武井さん。なお、現在はきんちゃく袋製作の協力者を募集中という。問い合わせは下記まで。【メール】satomin8874@yahoo.co.jp
 

さがみはら南区版のトップニュース最新6

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月18日

介護者居場所に自宅開放

相模台モンステラ

介護者居場所に自宅開放

県から表彰

4月18日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

命名権の制限数を廃止

相模原市

命名権の制限数を廃止

財源確保へ1社多数も

4月11日

不便地域で乗合実験

県タクシー協相模原地区会

不便地域で乗合実験

市と協定、5月から

4月4日

登録数1,000件突破

さがみはらSDGsパートナー

登録数1,000件突破

企業や団体同士の連携も

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook