ママら千人"手作り"支援 被災地幼稚園にバッグなど 合計2,000品以上
「被災地の園児に」と南区のママたちが、現地の幼稚園へ手作りグッズを送る活動を行っている。4月に通園バッグ582枚、5月に上履き袋500枚、お弁当袋720枚、7月には髪ゴムやネームプレートなどの布小物467点をそれぞれ寄贈。全てお手製(手書きのメッセージ付き)で、現地の園児らから非常に喜ばれているそうだ。
中心となって動いているのは林間のぞみ幼稚園(南区東林間)在園児の保護者、武井聡美さん(36歳)。園内の手作りサークルに所属している。
武井さんは宮城県石巻市に知人がおり、震災後、被災地の幼稚園で困っていることを問い合わせた。すると、「通園バッグが大幅に足りない」ことが判明。そこで、新学期間(ま)もない4月上旬、武井さんは在園児・卒園児の保護者へ「手作りバッグ」の募集を開始。すると、10日ほどで、募集の300を超える582枚のバッグが集まった。「一人だと1週間で30枚が限界。みんなでやる凄さを感じました」。全てに「心を込めて作りました」という手書きのメッセージと、園児の絵を添え、現地の園へ2回に分け発送。近隣の園も含めたバッグのない園児に配られたそうだ。その後も第2弾として、5月上旬に上履き袋、お弁当袋を作り、郵送。さらに福島県の避難所にいる子どもたちに「アンパンマン福袋」のプレゼントも。当初は”のぞみママ”のみでの企画だったが、園、地域を越えての参加も目立つように。「関わってくれた人は千人を超えるのでは」と武井さん。なお、現在はきんちゃく袋製作の協力者を募集中という。問い合わせは下記まで。【メール】satomin8874@yahoo.co.jp
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