曽野さんが祝福 相模原RC50周年式典
奉仕団体「相模原ロータリークラブ」(中央区中央/松田壯吾会長)ではこのほど創立50周年を迎え、1日、小田急ホテルセンチュリー相模大野で記念式典などを開催した。
同団体は市内で、最も歴史のあるRC。当日は、姉妹クラブである苫小牧(とまこまい)RC(北海道)や、”子、孫”クラブとして派生した市内のRCからも多くの来賓が式典に列席した。
また当日は、文筆家として著名な曽野(その)綾子(あやこ)さん(=写真)を招き、日本復興をテーマとした記念講演会を実施。およそ200人が聞き入っていた。
講演の中で、曽野さんは主にアフリカでの貧困の現状を報告。「『日本は格差が広がり、酷(ひど)い国になった』という意見を聞く。そんなことを言う人がいるなら、一度行ってみて御覧なさい」。衛生環境の悪さや不十分な医療体制など、現地での”リアルな経験”を伝えた。
また、奉仕についての”曽野流”の考えも披露。「『〜してくれなかったから』という人がよくいる。もらうよりは『与えなさい』(新約聖書)。そこに人間の尊厳があるんですから」と、相模原ロータリークラブの50年の歩みを称え、祝福した。
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源氏物語を知る4月18日 |
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