市内のゴールデンウィークの風物詩となっている『相模の大凧まつり』(主催/同実行委員会)が4、5日、相模川新磯地区河川敷で開催された。昨年は、東日本大震災の影響で中止。2年ぶりの実施となった今年は2日間で、のべ16万人が来場した(主催者発表)。
新戸、勝坂、下磯部、上磯部の4会場で、最大14・5m四方の凧揚げを行い、端午の節句を祝う、このイベント。”日本一”の大凧まつりとして知られ、今年も多くの人出で賑わった。
風速や風向きが凧揚げに不向きであり、午後は雨が降った4日。大凧への挑戦は見送られ、翌日の好天を待った。
5日は、正午過ぎから良好な南風が吹き始め、各会場とも果敢に大凧揚げにチャレンジ。来場者は固唾を呑んでその様子を見守り、テイクオフの瞬間には、大きな歓声と拍手が沸き起った。4会場で最長滞空時間を記録したのは新戸会場(28分50秒)。下磯部、上磯部会場では大凧の骨組みが折れるアクシデントも発生した。
今年度の実行委員長を務めた、吉澤美芳(みよし)さん(68、南区磯部)は、「ブランクがあったため、各会場とも揚げるタイミング等の勘が鈍っていたようです。ただその中でも、30分近く飛行した地区もあり、成功といえるのではないでしょうか」と、喜びを語っていた。
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