相模原市南区では4月から区民会議第2期の公募メンバーを募集したが、今月14日の締切日が過ぎても、市民からの応募はゼロだった。担当の地域政策課では現在、再募集を行っている。
相模原市の政令指定都市移行に際し2010年春、緑区、中央区、南区が誕生。各区が持つ独自の課題やまちづくりの方向性などを協議するため、それぞれの区に区民会議が設けられた。 会議は加山俊夫相模原市長から諮問される形で、同年夏にスタート。大学教授などの有識者・自治会関係者、さらには選考を通過し採用された一般市民などあわせて25人が委員として参加。南区では、第1期公募枠3人に対し、32人の応募があった。
各区とも第1期(2010年7月〜12年7月)の会議では、区民と行政の協働による街づくりの可能性を探り、自分たちの街の将来像について話し合いを重ねてきた(=写真)。それらは「区ビジョン」としてまとめられ、この3月、加山市長に答申。第2期目は、このビジョンを実現するための具体的な方策を検討していく段階となる。
どの区も減少
第1期公募メンバーの任期切れに伴い、市では4月15日から「広報さがみはら」やHPで第2期の募集を開始。緑区では3人、中央区では10人の応募が寄せられた(2年前の第1期の募集では緑区が14人、中央区は18人という結果だった)。同課では、「最初は政令市誕生ということもあり、インパクトも強かったのでは。今回はどこの区も大きく減少。公募の仕方は各区とも条件は同じだったが、南区だけこうした極端な結果が出た。どうしてかという理由はわかりません」と話している。
6/29(金)〆切
2期目の公募メンバーは3人。20歳以上の南区在住者が対象。任期は2012年7月30日から14年7月29日までの2年間。希望者は所定の申し込み用紙があるので、記入し提出を。(6月29日必着)。選考あり。問い合わせは同課【電話】042・749・2135まで。
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