全日本社会人体操選手権 内村航平選手も出場か 9月に総合体育館で初開催
トップレベルの演技を相模原で――。第45回全日本社会人体操競技選手権大会(全日本社会人体操競技連盟、(財)日本体操協会主催)が9月15日(土)から17日(月)まで、市立総合体育館(南区麻溝台)で開催される。市内で体操の全国大会が開かれるのは初めてで、ロンドン五輪に出場する日本のエース・内村航平選手(KONAMI)が出場する可能性も高いという。
同大会は社会人の部門では最もレベルが高い大会。国内のトップ選手、趣味として楽しむ選手が各部門に分かれ競い合う。昨年は山形県酒田市で行われ、全国から363選手が出場した。
今回、相模原での開催が決定したのは、これまでの大会運営の実績と会場となる総合体育館が大会開催にふさわしく、市体操協会のバックアップ体制が評価されたため。市体操協会の役員が日本体操協会の役員を務めるなど、良好な関係も後押しした。市体操協会の淡路幸男理事長は「世界一の技を持つ内村君の演技が見所ですが、(五輪で)男子団体が金メダルを取れば、世界トップレベルの競い合いが見られます。女子も力をつけてきているので、五輪で自信をつけた選手のトップ争いは楽しみです」と話す。
小中学生の全国大会も
8月25日(土)、26日(日)には、第43回全国少年少女体操交歓大会が市立北総合体育館(緑区下九沢)で行われる。社会人同様に歴史ある同大会は、小中学生のトップクラスが集結する。今年は市内で高いレベルの演技が見られるとあって、淡路理事長は「市民の皆さん、特に子どもたちに本物の演技を見てもらいたい」と話している。
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