相模原市が取り組む児童虐待防止推進月間にちなんで8日、和泉短期大学(中央区青葉・伊藤忠彦学長)の学生が相模大野駅で虐待防止を呼びかけるオレンジリボンの配布を行った=写真。
同大学には、保育・児童福祉を志す学生が在籍。学生らにとって児童虐待防止の啓発活動に関わることは意義深いとして、2009年からこうした活動を行っている。今年は、ボランティアサークルに所属する学生らを中心に、これまでで最多の23人が相模大野に集結した。
学生らは「子どもを虐待から守ろう」と記されたのぼり旗を掲げ、道行く人々一人ひとりに虐待防止を呼びかけた。同サークルの加賀谷沙織部長(2年生)は、「オレンジリボンはまだ浸透してはいないけれど、こういう活動から興味を持ってもらえれば」と活動の意義を話していた。学生らは寒空の下、計500個のオレンジリボンや啓発グッズを手渡した。