センスいいね「銀河連邦」 マニフェスト大賞で特別賞
地方政治で地道な活動を積む人々にスポットライトを当てる、第7回マニフェスト大賞(主催/同実行委員会)がこのほど発表され、相模原市のリードによる「銀河連邦」(相模原市を含む6市町)が審査委員会特別賞に選ばれた。
大船渡をサポート 復興に一役
この特別賞は1376団体による1889件すべての応募が対象。特別審査委員を務めた、クリエイティブディレクター・箭内(やない)道彦さんの視点から選考が行われた。箭内さんは『NO MUSIC,NO LIFE』(タワーレコード)のコピーや、東京メトロ「TOKYO HEART」のコマーシャルなど知られているトップクリエイターだ。
今回の大会は「地域から新しい日本をつくろう」がテーマとなっており、「震災復興支援・防災対策賞」を新設。「銀河連邦」はその審査において、評価を受けた。特別賞選定の理由は、「宇宙関連施設でつながれたそれぞれの市町が、共和国を名乗り、宇宙に浮かぶ銀河になぞらえて、パロディの精神で25年間にわたり、経済や文化の交流を継続している」。そして「そのつながりが結果として実際の東日本大震災の際、被災地大船渡市の支援に大きく役立った」。また、箭内さんは、「銀河連邦は夢があって、ネーミングのセンスがいい」と評価した。
銀河連邦とは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究施設が縁で交流をしている秋田県能代市、岩手県大船渡市、相模原市、長野県佐久市、鹿児島県肝付町、北海道大樹町のこと。
なお、マニフェスト大賞の最優秀賞には倉敷市議会青空市民クラブ(岡山県倉敷市)、飯田市議会(長野県飯田市)、流山市議会(千葉県流山市)などが選ばれていた。
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