さがみはら南区版 掲載号:2012年12月20日号
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「福島を伝えたい」「放射能は終わっていない」

社会

 講演会「原発事故・放射能汚染から子どもをどう守るか」(主催/輝け憲法、今こそ九条inざま実行委員会)が8日、座間市緑ヶ丘で開催された。相模原市内からは3人が、約50人の来場者に熱弁をふるった。

 医師、保育園園長、自主避難者、報道カメラマンとそれぞれの立場による「東日本大震災から発生した原発問題の現状」を発表。カメラマンの能勢広さん(南区下溝)は、スライドで被災地の写真を流し、また、自主的に調査している県央地域の汚染状況などを公表した。麦っ子畑保育園(座間市)の大島貴美子園長は、震災直後から同園で行なっている放射能対策を説明した。

 福島県から自主避難し、現在実家で生活している鹿目久美さん(緑区)は、避難者が抱えている問題、不安を語った。「我が家のある福島の人と自分の子どもを守りたいだけ。しかし、なかなか自分たちの行動が相手に伝わらないもどかしさ、悲しさの中で葛藤している」。鹿目さんは、震災後に結成された市内の母親らによる団体(母ちゃんず)の保養キャンプに参加したことで、新たな繋がりを見つけた。同じ悩みを持つ母親らとの出会いに救われ、自分も支えていこうと決心。「伝えること。この、私が出来ることを続けるしかないと思っています。支えてくれている近隣の方と一緒に輪を広げたい」

 最後は、内科医の牛山元美さん(南区相南)が、内部被ばくから身を守るための方途などを発表。「一回で浴びる量の大小でなく、積算量であること。女性は特に気を付けるべきであること」など医療関係者の視点から訴えた。そして、「放射能についての話題も以前より少なくなってきているが、これはまだ終わっていない問題。現在進行形で対策を考えていきたい。相模原にいても気を付けて欲しい」とし、会を締めくくった。
 

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