ステラ 新戸で練習開始 ノジマ女子サッカーチーム
小学生のうちはまだ男子と一緒にプレーできるが、中学以上になると難しくなるそう。「女子サッカーの受け皿になれれば」と同社ではステラに期待を寄せる
相模原市をホームタウンとする女子サッカーチーム『ノジマステラ神奈川』の専用練習場がこのほど南区新戸にほぼ完成し（一部工事中）、リーグ戦へ向けたトレーニングがスタートした。４月からチャレンジリーグ（全国２部）に挑み、県内初のなでしこリーグ（日本女子サッカーリーグ／１部）入りをめざす。
ステラは家電量販店『株式会社ノジマ』（横浜市）により、昨年２月発足。18人の選手は全員、同社の社員で、昼間は各店舗等に勤務。これまで横浜市内で練習を行なってきた。
同社創設の地「相模原」に誕生する、このノジマフットボールパーク（専用練習場）。相模川沿いに位置し、人工芝のフルコート１面と、フットサルコート１面を擁する。グラウンドは上質な人工芝で「足にやさしい」と選手からの評判は上々。全面照明付き。ＪＦＡ（日本サッカー協会）公認審査に合格したクオリティだ。
今月２日には、なでしこリーグ所属『日テレ・ベレーザ』を招いて、グラウンドで初めての練習試合（トレーニングマッチ）が行われた。結果は１―５でステラの完敗。３月中には数試合、同パークで練習試合が予定されている。
ステラは今期からチャレンジリーグに所属し、16チームで優勝を争う。リーグは４月から９月まで。このグラウンドのこけら落としとなる、ホーム開幕戦は４月21日（日）の清水第８戦となっている。
なお、４月からは下部組織Ｕ（アンダー）18（高校生）、Ｕ15（中学生）が始動する。また、12歳以下を対象としたサッカースクールもスタート。すでに藤沢や横須賀など、遠方からの問い合わせもあるという。
このボールパークでは同社がサポートする、アメフットチーム『ノジマ相模原ライズ』の練習も行われる。敷地内にはクラブハウスや選手寮が設けられる。全施設の完成は４月を予定。
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