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台湾でスターに 磯部・関家さん

公開:2013年5月9日

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 南区磯部のウルトラマラソンランナー・関家良一(せきやりょういち)さん(46・星工業(株)勤務)=写真=が台湾で大ブレイクしている。書籍出版、サイン会、トークショー…。マラソン大国で、関家さんはスーパースターになっていた。

ウルトラ走者

 100キロ級以上の超長距離マラソン大会で輝かしい成績を積み重ねてきた関家さん。その世界ではウルトラマラソンの第一人者と知られている。

 関家さんはこれまでも台湾で、数々のマラソン大会に出場していた。台湾にはマラソン好きの市民が多いと言われている。

 様子が変わったのは昨年3月。台湾一周1085Kmを13日間かけ走破し=右写真、数々の現地メディアで取り上げられた。そして同年12月、出版社からのオファーにより、初の自叙伝を発行。台湾の有名書店で「本日の売り上げ1位」を記録するなどのヒットとなった。また同月、東呉国際ウルトラマラソン(台湾)に出場。「24時間でどれだけ走れるか」を競う大会で、関家さんは260Km超えで堂々優勝。現地の新聞を賑わせた。「(ウルトラマラソンは)日本ではまず記事にすらなりませんよ」。ちなみに、ゴール時に人差し指での”指さしパフォーマンス”は、台湾で「関家ポーズ」ともてはやされているそうだ。

1年で7500Km

 さらに今年4月、2冊目となるトレーニング日記本を発表。昨年の台湾一周マラソンは関家さんの走りがきっかけで、国際大会に発展し、今回はゲストランナーとして出場した。

 そして書籍の発売にあわせて、台北や高雄(たかお)でサイン会やトークショーも開催。すっかり”スポーツ芸能人”に。今年12月の東呉国際ウルトラマラソン出場が早くも決っている。

 なお、関家さんは昨年1年間でおよそ7500Kmを走ったそう。1日に換算すると、約20Km。「ウルトラマラソンは単なる競技に留まらず、柔道や剣道のように一つの”道”です。その過酷なレースから、人生を学べる。今度はそんな内容で、3冊目も書いちゃおうかな」
 

昨年3月の台湾一周マラソンの時の模様。現地の市民と一緒にゴールイン。中央が関家さん(上下帽子黒)
昨年3月の台湾一周マラソンの時の模様。現地の市民と一緒にゴールイン。中央が関家さん(上下帽子黒)

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