死角を確認 新1年生が運転席に
相模原南警察署(南区古淵)では先月18日、市立南大野小学校(相模大野)で交通安全教室を開催した。神奈川中央交通(株)相模原営業所の協力のもと、横断歩道の安全な歩行の仕方を同校の新・小学1年生101人に伝えた。
当日、学校グラウンドには同社のバス2台が登場。児童らはバスの運転席に乗車し=写真=、自分たちのように背丈の低い子ども(およそ120センチメートル)が、いかに運転者の死角に入りやすいかを確認した。バスの1メートル前方にいても、運転席からは子どもの頭すら見えないそう(通常の運行時はミラーで確認)。「道を渡る際には、ドライバーからも見えるよう、手を挙げるましょう」と、同署では指導していた。
なお、同様のバスを利用した交通安全教室は双葉小(双葉)でも行われた。