相模原商工会議所 40周年の記念式典を挙行 産業活力で次の時代創る
創立40周年を迎えた相模原商工会議所(河本洋次会頭)が5月9日、市立産業会館で記念式典を開催した。さがみ縦貫道路インター周辺の新たな拠点づくりやリニア中央新幹線の駅設置など、新時代を迎えたまちづくりに節目のスタートを切る。
加山市長、黒川県副知事はじめ、近隣の会議所会頭、地元選出議員など来賓が臨席する中、会場を埋めた会議所関係者らを前に河本会頭は「節目の年を迎えられたのは、歴代会頭はじめ役員議員、会員、行政や関係機関の皆様のご支援があってこそ」とあいさつ。地域総合経済団体としてまちづくりを支援し市内の産業振興と地域福祉の増進に努めてきた実績を下敷きに「少子高齢化の進展や経済のグローバル化、エネルギー問題など、地域に課せられた課題は山積しているが、解決に向けて積極的に取り組んでいきたい」と今後の抱負を述べた。
当日は特別功労、役員・議員永年功労者に表彰状が贈られたほか、明治大学教授の伊藤正昭氏による記念講演「これからの時代と地域産業振興」も行われた。この中で伊藤氏は日本の社会が経済活動を行う上で、地域は構造的変化にどう対応し、産業振興にどう取り組みながら活性化をめざすべきかなどを提言、参加者は熱心に耳を傾けていた。
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