官房長官に要請
小田急多摩線延伸を促進する議員連盟(124人)では20日、首相官邸で菅義偉(よしひで)内閣官房長官=写真中央に、延伸の早期実現に向けた取り組みへの支援を要請した。
当日は相模原市、町田市、厚木市、愛川町、清川村の議員9人が参加。赤間二郎、義家弘介、小倉將信の3人の衆議院議員が同行した。
菅官房長官に対し、久保田義則会長(相模原市議)は「延伸は、首都圏南西部の広域交通ネットワークの形成、周辺地域の発展のために極めて重要」と説明。また、「平成27年に想定される次期交通政策審議会答申ではより実効性のある位置づけとなるとともに、上溝駅から先の愛川・厚木方面についても位置づけがなされれば」とアピールした。国土交通省による運輸政策審議会答申第18号では小田急多摩線唐木田駅からJR横浜線相模原駅、JR相模線上溝駅まではB路線(今後、整備を検討すべき路線)と評価されている。
菅官房長官は「延伸されれば多くの利用者が見込めるのではないかと考える」とコメント。参加した市議の一人は「首相官邸で対応いただいたことは非常に意味がある」と話した。
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