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原発NO"いのち守る"母の姿 相模大野で写真展 12日から

公開:2013年9月12日

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フォトグラファー・亀山ののこさんによる作品
フォトグラファー・亀山ののこさんによる作品

 ユニコムプラザさがみはら(ボーノ相模大野3F)で9月12日(木)から18日(水)まで、「100人の母たち〜亀山ののこ写真展inさがみはら」が開催される。写真家の亀山さんが「原発はもういらない」と考える母たちと出会い、話し、撮影したドキュメントを展示。亀山さんは日本各地でこの企画を展開しており、今回は本人も来場、トークセッションなども行う。

 主催は同実行委員会など。入場は無料(一部有料企画あり)。

 実行委員会のメンバーで、NPO法人「ここずっと」理事長の田嶋いづみさん(南区相模大野在住)は今年1月、熊本県水俣市で「100人の母たち」に出会った。同地で開催されていた水俣病に関する交流会の会場で、たまたま亀山さんによる写真展も開かれており、そこで見た力強い母たちの姿に心を打たれた。

 「(写真展の)テーマは『いのちを守り、いのちをつなげたい』。写真にのぞく、母と子どもの表情には、その原点の思いが満ちています」と田嶋さん。「その姿に触れる中で、『自分たちの暮らしを見直そう』と呼びかけるのが今回の目的です」

 亀山さんは東京都出身のフォトグラファー。2010年に双子の男子を出産し、東日本大震災後は、福岡県へ移住した。2012年秋、「100人の母たち」(南方新社)を出版。日本各地で写真展などを開いている。

竹内さん、鹿目さんも

写真展でトーク

 亀山さんは14日(土)午後2時からユニコムプラザ主催のプロ グラム「オーサーズカフェ」で撮影手法や写真表現について語る予定。午後4時からは「おしどりマコケン」とのトークショーを開く。そして15日(日)午後 1時30分からは「水俣、福島、わたしたちのまち」と題したトークセッションに参加する。

 なお、このセッションには福島の親子を市内な どに招いて保養キャンプを続ける市民グループ「母(かあ)ちゃんず」の竹内亜紀代表、グループのメンバーで福島県から自主避難中の鹿目(かのめ)久美さん らも参加する(いずれも緑区在住)。「今回は『つながり』もテーマであり、相模原での開催にあたり、この街で活動されている方にも力になってもらいたかっ た」と田嶋さん。イベントの詳細は田嶋さん【携帯電話】090・1603・0686へ。

子への思いは同じ鹿目久美さんより

  「震災から2年半の月日が経ちました。オリンピックムードの中、震災の当事者の私達は依然として変わらぬ迷いの中にいます。日本が元気になること、本当の 意味で希望が持てる、安全安心な世の中になることを誰もが望んでいるはずです。その為にどうしていくことが必要なのか、私達に何が出来るのか。このイベン トを通して、もう一度向き合って考える機会にしてほしい。母が子供を思う気持ちには、垣根はないはず。その共有出来る思いを通じて、一緒に考える時間にな ることを願っています」

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