劇団レトロノート 中野で公演中 14日まで 鵜野森出身・中村公平さんが代表
【物語概要／小林佐千絵】「今でしょ！」というフレーズが流行っています。そういっても今すぐできないのが人間というもの。また「今でしょ！」と決断を迫られて選んだとしても人は後で思うものです。『もしも違う選択をしていたら…』。今回の物語は、『もしも』を抱えた大人たちのお話です。『もしも』は夢か希望か、未練か後悔か。そしてその『もしも』は、今からでも間に合うのか、間に合わないのか。足踏みして迷って逃げて…でも前に進む。時にはお酒で千鳥足になりながら。そんな大人たちの喜劇を作りたいと思います。舞台は居酒屋ばっかす。ワンシチュエーションのウェルメイドコメディです
南区鵜野森出身の中村公平さん（36／（株）ファンファーレ所属）が代表をつとめる劇団レトロノート（川崎市多摩区）の最新公演『ラストトレインに手を振って』が14日（祝）まで、ＪＲ中野駅近くのテアトルＢＯＮＢＯＮ（中野区中野）で行われている。
レトロノートは「ワンシチュエーションの喜劇」を得意とする劇団。今年発足12年目を迎えた。
例年この時期に本公演を企画しており、『ラストトレイン〜』は７作目となる。今回も戯曲＝小林佐千絵、演出＝中村公平と、おなじみのコンビが担当。出演は劇団メンバー４人に加えて、Ｔａｋｅ２の深沢邦之さん、吉村京太さん、劇団ペテカンの濱田龍司さんら８人をゲストに迎える。
舞台は居酒屋
10日（木）と14日は午後２時の回のみ。11日（金）は２時と７時30分、12日（土）、13日（日）は２時と７時の回がある。当日券は４千円。問い合わせは劇団制作【携帯電話】０８０・７０２８・７１３４へ。
【あらすじ】居酒屋ばっかすは今日も常連客でそこそこ繁盛していた。そこへ結婚間近のカップルが訪れ、無茶ぶりを注文したからさあ大変！昼間はまったく袖触れ合わない人たちが今夜、この店で手をつないで歌いだす。それぞれの後悔や希望の灯をともし、彼らはカップルを幸せに導くことができるのか…
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