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麻溝公民館 日本一のホームページ 地域住民が作成 キャラデザインは院生

社会

公開:2014年2月27日

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 全国公民館連合会が主催する第5回「全国公民館ホームページコンクール」で昨年12月、麻溝公民館(南区当麻)が応募31館の中から最優秀賞に選ばれた。同館は同コンクール初参加。市内からは他に、上溝公民館が優良賞、横山・大沢・光が丘の3館が奨励賞を受賞した。

 このコンクールは、公民館の広報活動向上に寄与することを目的に、2006年から2年に1回開催されている。デザイン(見やすさ等)・内容(情報の充実度等)・運営状況(住民参加の有無等)・ホームページとかかわった活動(各種ソーシャルネットワーキングサービスの活用等)・その他(プライバシーやセキュリティへの配慮等)の5項目が主なポイントとして審査される。

 コンクールを主催した同連合会によると、同館のホームページは利用する住民に配慮した構成になっている点などが評価されたという。例えば、講座やイベント案内のページに年間事業スケジュールが掲載されており、各行事をクリックすると写真付きの説明が閲覧できるなどの工夫が凝らされている。

 現在市内にある公民館は32館。それぞれにホームページがある。麻溝公民館は04年5月に、市内で17番目に開設した。昨年、より見やすいページを作ろうとリニューアルに着手。近隣の主婦や会社員、学生ら5人で組織されている作成委員が、取材や記事を担当したり、他館のページを研究したりして、従来のページを刷新した。

 作成委員会の委員長を務める大学院生、辻本くらまさん(24)=人物風土記で紹介=は、「地域住民が主体となっているページ」と話す。外部委託はせず、カメラやパソコン、取材など、それぞれが得意な分野を担当。幼少から絵が得意だった辻本さんは、ページに親しみを持ってもらおうと、マスコットキャラクターをデザイン。当麻特産の梨と、近所でよく見かける猫を合体させた「なっしー」を生み出した。

 同館の桐戸初生館長(63)は「地道な取材と幅広い世代が目を引くレイアウト、『より多くの人に、よりタイムリーな記事を、よりわかりやすく』という心がけが認められた」と感想を話した。

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